「青べか物語」

「樅木は残った」や映画「赤ひげ」の原作「赤ひげ診療譚」で有名な山本周五郎の「青べか物語」を読み終えた。
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大正末から昭和の初年にかけて、主人公が住んでいた今の浦安市(当時は浦安町)を舞台に町の人々から「蒸気河岸の先生」と呼ばれながらも、「青べか」なるぶっくれ舟を買わされてしまうところから始まる実に楽しくもあり、人の狡さ逞しさを書き下ろしているのだ。


昨年12月に、浦安漁師町を歩いていたし、先週の夕刊で「青べか物語」が舞台化され文学座で公演との記事に、しっかり活字で読んでおきたくなったのである。
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面白い!!。実に面白く、読者をグイグイと昭和初期の浦安の世界に引きずり込んでくれるのだ。


以下は、昨年末浦安を散歩した時の写真である。
作者滞在したと云う船宿「千本」は、今も船宿として江戸川の渡し場跡の袂に残っているんだよね。
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蒸気河岸から江戸川上流と対岸の東京都を望む。今も釣り船がもやがれているんだな。
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by Koppe3T | 2017-05-31 17:17 | 映画・読書 | Comments(2)  

Commented by 姉さん at 2017-06-01 10:37 x
青べか物語 読まれたのですね。紹介だけして自分は読んでもいないという体たらく・・・あの作品は浦安ではこんなに貧しくない!とか実態と違う!とか評判は良くなかったようですが、まずは読んでみようというコッペさんに刺激され私も手に取ってみようと思います。
Commented by Koppe3T at 2017-06-01 16:29
姉さん>

解説は読んではいたのですが、散歩に連れていって頂きましたし、やはり原作は読んでおこうと思い読みは始めたのですが、吸い込まれるように一気に読み終えてました。

ノンフィクションと見せかけた精妙なフィクションなんでしょうね~。

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