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「邂逅の森」 熊谷達也著

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内容(「BOOK」データベースより)
秋田の貧しい小作農に生まれた富治は、伝統のマタギを生業とし、獣を狩る喜びを知るが、地主の一人娘と恋に落ち、村を追われる。鉱山で働くものの山と狩猟への思いは断ち切れず、再びマタギとして生きる。失われつつある日本の風土を克明に描いて、直木賞、山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞した感動巨編


物語は大正3年の冬の「寒マタギ」の山中シーンから始まる。緊張感溢れる狩猟の趣がぐいぐいと伝わってくる。
その後は、どんどんと内容に引き込まれてゆくではないか。
狩人、マタギ、東北地方の雪・氷、山村の閉鎖性、クマ、ニホンカモシカの生態、、山の神様への信仰心、主人公富治の人生観・・・・。

あっと言う間の全531ページだった。最後の20ページは、息も出来ないくらい壮絶だ。
久々に、一気読みせざるを得ないほどに引き込まれた作品であった。

by Koppe3T | 2010-12-07 16:10 | 映画・読書・鑑賞 | Comments(2)  

Commented by kingminoru at 2010-12-08 05:39
おもしろかったでしょ。素晴らしい作品です。
Commented by Koppe3T at 2010-12-08 07:13
kingminoru様>

はい。イントロといい、時代背景、ストーリー、エンディングと、実に面白い作品に出会えました。秋田・山形弁にも懐かしいものを感じてました。

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