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「解夏(げげ)」 さだまさし

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この表題作「解夏」は、TVで観たかもしれない。しかし、活字から伝わるものは、その数倍もあったな。

視力が徐々に失われていくベーチェット病に冒され、故郷の長崎に帰った主人公の許へ、恋人の陽子が訪ねてくる。長崎の坂道や港の風景の中を、二人は視力がある内にと散策して廻る。
そんな中、お寺で老人から「解夏」の話を聞く。
「失明するという恐怖からの開放」が、隆之の「解夏」と云うことだが、主人公隆之の苦悩と陽子の深い心持ちに感動だ。

更に一緒に載せられていた、「秋桜」、「水底の村」、「サクラサク」ともに、人間の生き方とか優しさが胸を打つ感動小説集だ。
読みながら「涙」してしまったな。

大沢たかお主演の映画版「解夏」をDVDで見たくなった作品である。


NHKで放送の「坂の上の雲」を毎回楽しみに見ている。
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12日放送の中で、乃木希典中将が隠棲していたと言う那須野の農家が出てくる。
あの農家は、春に秋によく訪ねる「房総のむら」の中「上総の農家」だったな。
那須野の農民が訪ねる庭先もいかにも当時の農家らしかった。しかも座敷で宴席しているシーンもいかにもな風情だった。

さて、物語はいよいよ日露戦争へ秒読み段階だ。

by Koppe3T | 2010-12-14 15:39 | 映画・読書・鑑賞 | Comments(0)  

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