人気ブログランキング |

深川界隈

先日、未だに下町のいい風情を残している深川界隈を散歩してきた。

f0233879_08592677.jpg

深川と云えば、「小名木川」と「芭蕉庵」だとばかりに、向かったのは小名木川沿いを高橋(たかばし)から歩いて萬年橋へ。開削した「小名木四郎兵衛」さんの名前が現代にまで残ってるのって凄いことである。大阪の道頓堀と同じだね。

f0233879_08535790.jpg

f0233879_08541315.jpg
                        萬年橋





高橋の袂には、江戸期の寛政から嘉永年間にこの地に住居を構えていた歌舞伎役者の二代目「中村芝翫」宅跡とのことだ。

f0233879_08534369.jpg
f0233879_08534549.jpg

高橋から萬年橋の辺りは、「常盤町」と云われ下町っぽい。道端には真っ赤な実を付けた木が道路までたわわに。

f0233879_08535277.jpg

この萬年橋から隅田川に架かる昭和3年建造の「清洲橋」の眺めは実に美しい。

この清洲橋は、ドイツのケルン市に架けられたライン河の吊り橋をモデルにしたと云う。

f0233879_08544712.jpg

小名木川が隅田川と交わる所にあったのが、「芭蕉庵」だ。今は、「芭蕉庵史跡展望庭園」として整備されている。

f0233879_08570929.jpg
奥の細道へは、相棒の曽良とここからの出発だったのだろうな。芭蕉の座像が置かれた展望庭園は、清洲橋と隅田川を一望出来て素晴らしい。
f0233879_09044217.jpg

芭蕉の奥の細道は、「月日は百代の過客にして、いきかふ年もまた旅人なり」だったかな。芭蕉座像がお出迎えだ。

f0233879_08582324.jpg
f0233879_08581444.jpg

f0233879_08554474.jpg

隅田川沿いを上流へ歩くと、右に左に「大川端芭蕉葉句選」が迎えてくれる。

「野分して 盥に雨を 聞夜哉」 天和元年

「名月や 池をめぐりて 夜もすがら」 貞享三年

「花の雲 鐘は上野か 浅草か」 貞享四年

などなど・・・

f0233879_08545331.jpg
f0233879_08550021.jpg
f0233879_08550305.jpg


大川端(隅田川沿い)を暫く歩くと「江東区芭蕉記念館」だ。外観はいかにも役所が作りましたとばかりの味もそっけもない。館の築山庭園を軽く散策。緑も多く、ヒヨドリ君がすぐそばで我々闖入者を大声で威嚇だった(笑)。

f0233879_08591270.jpg

f0233879_08582918.jpg

次は、江戸期の豪商「紀伊國屋文左衛門」の屋敷跡で、享保年間には関宿藩主久世大和守の下屋敷だったと云う「清澄庭園」へ。明治になって、三菱財閥の岩崎弥太郎が購入し、明治13年に庭園として完成させた所とのことである。

f0233879_09102244.jpg

庭内には、悪趣味な人工の築山「富士山」なども築かれている。芭蕉が芭蕉庵で読んだ「古池や かはづ飛び込む 水の音」の句碑が残っている。芭蕉庵改修の際その敷地がせまいのでここに移されたとのことだ。
この古池は、松平遠江守の屋敷に現存していたとのことである。


f0233879_09104312.jpg
                    築山「富士山」:私的にはあまり好きくない造りである。


f0233879_09110146.jpg

f0233879_09110472.jpg

清澄庭園は、鯉や亀、鴨が実に沢山生息する池が大きい。全国各地から集めたと云う石があちこちに据えられているので伊豆磯石、紀州青石、生駒石、伊豆式根石、備中御影石などなど名石に興味がある方には楽しめる場所であろう。

f0233879_09104783.jpg
ガメラ、現る~!!!!(笑)


f0233879_09112836.jpg


すぐ西隣は紀伊國屋屋敷の半分が清澄公園として無料の公園として開放されている。

その公園内の木造の時計塔である。何か謂れがあるのか物色したが、特になさそうだった。

f0233879_09105018.jpg


f0233879_09105537.jpg




by Koppe3T | 2014-10-15 09:25 | ウォーキング・散策 | Comments(0)  

<< 何でも日和~~~で、移動運用だ! 今年の「全市全郡コンテスト」 >>