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文の京・寺町巡り

霜月最終週末は、文の京・文京区の寺町巡りの散策会に参加だった。先日の積雪があった真冬の11月も去って実に暖かな一日でもあった。
出発は、白山駅~~。
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坂を登り、本郷通り(旧岩槻街道)沿いへ出ると、そこには、「駒込土物店跡(こまごめつちものだなあと)」だ。江戸の初期起源の江戸三大市場(神田・千住・駒込)の一つで、昭和12年まで賑わっていたと云う。
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こちらは、目赤不動尊のある「南谷寺」。伊賀の国の赤目山で授けられた不動明王像を祀り赤目不動尊と云われていたが、寛永年間時の将軍家光が鷹狩りの途中に立ち寄り、「目赤不動尊」にせよとの命で、江戸五色不動尊(目赤・目黒・目青・目黄・目白)の一つとして信仰を集めた不動尊である。
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曹洞宗諏訪山吉祥寺である。長禄2年(1458)太田道灌が江戸築城時、井戸の中から吉祥の金印が発見され江戸城内に吉祥寺として祀ったのが起源と云う。
この山門は享和3年再建のものだ。
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吉祥寺内には、二宮金次郎で有名な相模の国の農政家「二宮尊徳」の墓碑や、幕末官軍江戸入城にあたり海軍副総裁であり、幕府軍艦を率いて函館五稜郭でも戦った榎本釜次郎こと「榎本武揚」のお墓が残っている。
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榎本武揚の墓所には、どこの大学か教授と学生がお墓掃除に来られていて、丁度昼食中をお邪魔してしまった。


境内には、冬桜も開花だったな。
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こちらは、江戸期大阪の「適々斎塾(通称:適塾)」を開き、長州出身で官軍参謀長だった大村益次郎(旧姓名:村田蔵六)や、咸臨丸で米国へ渡った福沢諭吉らを輩出した蘭学者・医学者「緒方洪庵」の墓所がある「高林寺」である。
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こちらは、樺太・千島探検で有名な「最上徳内」の墓所がある「蓮光寺」である。
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駒込大観音の名で知られる十一面観音菩薩」が鎮座する光源寺である。観音像は東京大空襲で焼出し1993年に再建されたものである。
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千駄木通りを東に進むと、森鴎外が「観潮楼」と称して居を構え執筆活動をした跡地に建つ「森鴎外記念館」だ。今や東京湾は高い建物で見えもしないが、当時はこの高台から朝日に輝く江戸の海が遠望できたんだろうな。
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旧観潮楼の脇の小路「藪下通り」を下ると、結構急な坂道が現れる。鴎外がこよなく愛して散歩したと云う藪下道である。両側に藪が鬱蒼としていたらしい。
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で、こちらが漱石が「吾輩は猫である」を執筆した通称「ねこの家」である。漱石が住む前には鴎外も住んでいた場所でもある。
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「吾輩は猫である」の中では落雲館として登場する郁文館夢学園の校舎が、漱石宅に隣接しており、小説の中で、漱石と落雲館の生徒とのベースボールのボールが敷地内に飛び込んできては生徒たちへ癇癪を起こす漱石の日常が猫の目を通して書かれているのを思い出し、にんまりであった。
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猫にも登場する郁文館正面玄関へも表敬訪問だ(笑)。
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次は、恋仲になった寺小姓恋しさに放火しお火炙りの刑を受けた「八百屋お七」を供養する為に建立された大円寺の「ほうろく地蔵」である。
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こちらは、長崎の人で洋式砲術を建議し、天保2年(1841)武州徳丸原(今の板橋区高島平)で洋式砲術演習を行ったことで有名な高島秋帆(たかしましゅうはん)の墓所もある。
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浄心寺坂である。かなりの勾配があるが、八百屋お七のお墓がある円乗寺もあるので「於七坂」とも呼ばれる。
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於七の墓がある円乗寺である。
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最後は、文京区シビックセンターだ。ここの25Fからの眺めが素晴らしいのだ。
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真下に見える、水戸家の上屋敷であった小石川後楽園。
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遠く北方には毎度無線運用の時にお世話になる筑波山と新治の山々だ。
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東には634mの東京スカイツリーだ。生憎夕方は雲ってしまい富士山は拝めず!!。
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白山から駒込台地、アップダウンもあり結構足裏に応えた散歩であったが、多くの歴史上の人物の墓所が多いこの地区の案内、ありがとうございました。




by Koppe3T | 2016-11-27 10:44 | ウォーキング・散策 | Comments(0)  

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