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「蜩の記」葉室 麟 ほか

葉室 麟の「蜩の記」を読み終えた。豊後国の小藩で武士として生き抜く主人公と家族、農民の感動の物語だ。
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内容(「BOOK」データベースより)

豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷の元へ遣わされる。
秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。編纂補助と監視、密通事件の真相探求が課された庄三郎。
だが、秋谷の清廉さに触るうち、無実を信じるようになり…。凛烈たる覚悟と矜持を描く感涙の時代小説!(平成23年度下半期第146回直木賞受賞作)



実は、この1年、時代小説に嵌っている。20歳の頃から司馬遼太郎や藤沢周平、池波正太郎などを読み漁ってはいたのだが・・・。
まずは、ご存知 波正太郎の「鬼平犯科帳」全24巻が始まりだった。江戸の街並みが随所に描写されているのだ。やはり、心底読み応たえのあるシリーズである。
鬼の平蔵と恐れられた火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵ではあるが、その義理・人情も十分に心得た彼の行動・言動も名作と云われる所以であろう。


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一部の巻では、江戸を離れ東海道・京都、中山道などへ出張ったりと物語の場所も変わり、飽きないストリーが嬉しい。
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そして、同じく池波正太郎の「仕掛人 藤枝梅安」全7巻。必殺仕掛け人の物語であるが、これまた江戸の随所が登場だし、手に汗握る悪党どもとの戦いが睡眠時間を減らさせてくれるシリーズだ。 
江戸品川台に住む鍼医師。表の顔は名医なるも、金次第で「世の中にいかしておいては、為にならぬ奴ら」を闇から闇へ葬る仕掛け人の人情味溢れる痛快活躍が面白いのだ。
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更に、ハード・ボイルドの巨匠 北方謙三の「水滸伝」全19巻である。
12世紀の中国、北宋末期。重税と暴政に国は乱れ、民は困窮していた時代。
「替天行道」を志に圧倒的な官軍に戦いを挑んでいく。北総の官軍と戦う漢たちの壮絶な戦いと壮大な物語である。中国に実在する「水滸伝」では108人の豪傑が梁山湖の湖塞に集結したのみが記載されているだけなのだが、北方謙三により、実にハードなストーリーとなって、読む我々に興奮と感動とを与えてくれたんだよな。
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更に、水滸伝の続編である「楊令伝」である。水滸伝では、幾多の戦いの後梁山湖の湖塞に籠って圧倒兵力の北宋に敗れるも、漢たちは各地に潜伏し再起の秋を待つ。炎上から3年、「替天行道」の旗を託された男・楊令が北の大地から棟梁として帰還するのだ。
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やはり、活字は止められませんねぇ~~~101.png101.png101.png


by Koppe3T | 2019-10-19 17:06 | 映画・読書・鑑賞 | Comments(0)  

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