「みごと!!。」の一言であった。
うわさには聞いていたが、訪れたことがなかった山武市(さんむし)にある長光寺の「しだれ桜」を愛でに行ってきた。

有名なだけあって、参道前の臨時駐車場は10時過ぎだというのに満車だ。
山門を潜り数十メートルの参道を歩くと、本堂の前に実に大きな淡いピンクの塊が見えてくる。それが、天然記念物に指定されている「長光寺」のしだれ桜であった。

樹齢300年、樹高15メートル。残念ながら昭和56年に西側の枝が折れてしまったとのことであるが、今のお姿でも圧巻、見事な枝ぶりである。

高い部分まで添え木されて、その枝ぶりが守られている。

本堂の窓に映った桜が、幻想的でもあった。

さらに、歩いてお隣の「妙宣寺」へも足を延ばし、枝垂桜を堪能させてもらった。長光寺よりはやや小さめのしだれ桜が4本、境内に春を撒き散らせていた。

午後も花見にとの要請で、数年前立ち寄った「メモリアル・パーク」へ。ここは、鈴木その子氏の広大な墓地があることでも有名な墓地公園である。
今日は、残念ながら園内の桜は5~8分咲きで、「春爛漫」の風情ではなかったので「花より団子」とばかりに団子をほおばってきた(笑)。