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カテゴリ:映画・読書( 24 )

 

真田騒動 恩田木工

今日も朝から曇り~~~。最高気温も27℃台と過ごしやすい。
近くの田んぼであるが、稲穂が頭を垂れるているんだよね。まだまだ夏真っ盛りなのに、秋を感じた風情だったな。
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で、例年7月最後の土日であるこの週末は屋外から電波を出して楽しむ「ペディションディ」なのだ。
明日の土曜日に野山でアンテナ上げてとプランしていたのであるが、先日発生した台風12号が東海地方に上陸する予報なのだ。しかも、通常なら右カーブで日本列島を通過しているのだが、この台風左カーブで日本上陸後は日本海から黄海方面に向かうらしい。

<気象庁HPより>
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台風には勝てない。明日の屋外での無線運用は断念だ。


さて、池波正太郎の「真田騒動 恩田木工」を読み終えた。大阪夏の陣で戦も絶え100年以上も後の江戸中期、真田幸村の兄である真田信之を藩祖とする信州松代藩の財政再建に尽力した真田家家老恩田木工に焦点を当てた物語なのだ。
江戸期の地方大名の並々ならぬ苦難が描かれているのだ。
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内容(「BOOK」データベースより)

信州松代藩―五代目・真田信安のもと、政治の実権を握り放縦な生活に走った原八郎五郎を倒し、窮乏の極にある藩の財政改革に尽力した恩田木工を描く表題作。関ケ原の戦い以来、父昌幸、弟幸村と敵対する宿命を担った真田信幸の生き方を探る『信濃大名記』。ほかに直木賞受賞作『錯乱』など、大河小説『真田太平記』の先駆を成し、著者の小説世界の本質を示す“真田もの”5編を収録。


by Koppe3T | 2018-07-27 18:01 | 映画・読書 | Comments(0)  

「草花たちの静かな誓い」

宮本輝氏の新作、「草花たちの静かな誓い」を一気に読み終えた。
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米国カリフォルニア、トーランス市の南の太平洋に突き出た三崎があるランチョ バロス ベルデスにある高級住宅地を舞台にした、壮大な謎の物語なのだ。
毎度お馴染み宮本輝のワールドが溢れる作品だ。395ページの分厚い単行本だったけど、ストーリーの面白さから3日で読み終えてしまった。

宮本輝氏の作品に初めて触れた「冬の約束」から、何年経つのか? ほとんどの作品は読んでいるのだが、毎度小説家の作品の組み立てに感激だったな。


内容紹介

亡き叔母が遺した大きな謎と、幸せの種を探す旅。
生き別れた母子の運命の軌跡をたどる、最新長編。

ロサンゼルス在住の叔母の、突然の訃報。甥の弦矢が駆けつけると、27年前に死んだはずの叔母の一人娘が、実は死んだのではなく、当時からずっと行方不明なのだと知らされる。
なぜ菊枝はそのことを長らく黙っていたのか。娘はいまどこにいるのか。弦矢は謎を追い始める――。
生き別れた母子の運命を豊かに描き出す長編小説。


by Koppe3T | 2018-05-15 18:39 | 映画・読書 | Comments(4)  

「海街Diary」と「臣女」

今日も晴れ~~~~最高気温15℃ながらも昨日と違い北東の風5~8m/sあり、涼しめ~~~。
桜 ソメイヨシノは、まだ満開の個体もあるんだよな。
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そして、我が家の「菊桃」も満開だ。
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さて、映画「海街Diary」を見終えた。
家族を捨てた父が残してくれた家族。鎌倉は江ノ電の極楽寺近くに住む4人姉妹の物語なのだ。実に幸福感感じさせてくれる作品であった。久々にほっこりできる映画を見たな107.png
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また、Bay FMで紹介されていた吉村萬壱氏の「臣女」(おみおんな)を読み終えた。この作品、実に奥が深いんだな。初めのうちは、「うぇ、おぇ122.png」なのだが、中盤からこの先の展開に先を急ぐ読み方になっていたもんな。
だだ、食事前には読まない方が賢明である。
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内容(「BOOK」データベースより)
夫の浮気を知った妻は身体が巨大化していった。絶望感と罪悪感に苛まれながら、夫は異形のものと化していく妻を世間の目から隠して懸命に介護する。しかし、大量の食料を必要とし、大量の排泄を続ける妻の存在はいつしか隠しきれなくなり、夫はひとつの決断を迫られることに―。恋愛小説に風穴を空ける作品との評を得、満票にて第22回島清恋愛文学賞を受賞した怪作が待望の文庫化!



by Koppe3T | 2018-03-30 17:08 | 映画・読書 | Comments(0)  

カズオ・イシグロ~Never Let Me Go

今朝も最低気温は氷点下!!-4.5℃だった。夜明け直前の南西の空が黎明モードだ。
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日の出後は快晴で風も無い。実に暖かく感じられたな。
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しかし、午後には風が5~9m/sと強くなり、最高気温12.3℃ながら体感温度はスキー場みたい(笑)。



さて、今年のノーベル文学賞は、長崎県生まれで5歳から英国で育ったカズオ・イシグロ氏だったよね。
早速ノーベル文学賞の作品を取り寄せて完読した。タイトルは、"Never Let Me Go" 「わたしを離さないで」である。
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英語で書かれた作品でもあり、主人公の回想風な言い回しは、実に丁寧に表現されていてる。日本の小説に馴染んでいる私には、読み始めは取っつきにくかったのだが、読み進めるうえで色々な謎について想像も膨らみ、謎が恐怖に変わり450ページを一気に読んでいた。
提供者とか介護人とか出てくる作品なのだが、介護人をもう11年もやっていると云う主人公の独白的な語りから始まるのだ。


読んでいて途中で気が付いたのであるが、この物語は昨年1月にTBS系でドラマ化されていたようだ。三浦春馬と綾瀬はるかが主人公で、三浦春馬、水沢あさみが出演だったようだ。暗い感じで途中から観なくなったドラマだった。
やはり、こう言った作品は映像より文字で楽しむ方が数十倍素晴らしいと感じたな。

内容紹介

自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。共に青春 の日々を送り、かたい絆で結ばれた親友のルースとトミーも彼女が介護した。キャシーは病室のベッドに座り、あるいは病院へ車を走らせながら、施設での奇 妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、そして、キャシーと愛する人々 がたどった数奇で皮肉な運命に……。彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく――英米で絶賛の嵐を巻き起こし、代表作『日の名残り』を凌駕する評されたイシグロ文学の最高到達点。解説/柴田元幸。


by Koppe3T | 2017-12-19 16:21 | 映画・読書 | Comments(0)  

「黒部の太陽」

先月、タモリさんが黒部ダムをブラタモリしていたんだよね。
関西電力の担当者が、誇りを持って案内していたのが印象的な黒四だった。

で、再度観てみたくなり「黒部の太陽」をレンタルしてきた。
1968年公開の三船敏郎と石原裕次郎が主役の感動的な壮大な映画である。
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特に難工事時の破砕帯出水のシーンは、実写しかない時代の映像なのに実に大迫力であった。
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そうそう、若かりし寺尾聡も佐藤工業の作業者として出演していたんだけど、今は亡き多くの名優達の演技も楽しませてもらったな。
1部と2部で計197分の超大作である。


さて、今日は一日中快晴で、真っ青な青空だった。今朝も冷え込んだけど、明朝は更に冷え込むらしい106.png
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by Koppe3T | 2017-11-16 16:47 | 映画・読書 | Comments(2)  

「梟の城」

朝から快晴。天高く○○肥ゆる秋らしい青空だ。
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それでも、昼過ぎからは全天雲に覆われ、今夜は雨の予報だ。




さて、7月につい読んでみた和田竜の「忍びの国」を読んで、内容の薄さにガックリしていた。
「忍びの国」が天正伊賀の乱を題材に伊賀の忍者達の物語だったのだが、今般司馬遼太郎が描いた忍者の世界の小説「梟の城」を取り寄せた。
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太閤秀吉により釜ゆでにされた石川五右衛門は、伊賀の石川村生まれの五平だったとの説にも通じる登場人物も描かれている。しかし、司馬遼太郎の初期の作品であり、その後の「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」、「峠」、「燃えよ剣」、「覇王の家」、「菜の花の沖」などなどその後の司馬遼太郎独特の歴史観は全く漂っていないのだ。
伊賀忍者同士の暗闘や太閤の「吉野の大花見」の裏舞台での甲賀・伊賀の戦いなど、忍者の世界の読み物としては面白かったかな。

あらすじ・内容
織田信長によって一族を惨殺された怨念と、忍者としての生きがいをかけて豊臣秀吉暗殺をねらう伊賀者、葛籠重蔵。その相弟子で、忍者の道を捨てて仕官をし、伊賀を売り、重蔵を捕えることに出世の方途を求める風間五平。戦国末期の権力争いを背景に、二人の伊賀者の対照的な生きざまを通して、かげろうのごとき忍者の実像を活写し、歴史小説に新しい時代を画した直木賞受賞作品。

by Koppe3T | 2017-09-22 16:51 | 映画・読書 | Comments(0)  

「忍びの国」と マイクロバースト

和田竜の「忍びの国」を読み終えた。今月映画館で、大野智君主演の映画「忍びの国」が封切られており、原作はどんなものかと、文庫本を取り寄せたのだ。
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う~~~~~ん、「天正伊賀の乱」のイメージが壊れた感が高い。ストーリー的には間違っていないのだろうけど、描写が薄いんだよな。劇画の様な書き方なので、活字で楽しむには悲しい悲しい。
原作は読まずに、忍術の世界を単に楽しむべく映画館へ行くのがよいのだろうな(行かないけど(笑))。



内容(「BOOK」データベースより)

時は戦国。忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、壮絶な戦の火蓋が切って落とされた―。破天荒な人物、スリリングな謀略、迫力の戦闘。「天正伊賀の乱」を背景に、全く新しい歴史小説の到来を宣言した圧倒的快作。


さて、梅雨明け宣言が出て二日目。午前中は晴れなるも、昼過ぎから真っ黒な雲が天空を覆い、ガラガラ・ドーン!!!実に激しい雷雨がらみの局地的大雨だ。我が家の前の道路も大粒の雨脚が路面を叩いている。


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NRTタワーの交信をモニターしていると、マイクロバーストアラートも発令されている旨、NRTへ向かう全航空機に通報されている。またウインドシアーの報告も航空機から多く出されていたな。
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防災無線では、「大雨警報」が発令とのことだ。桑原桑原である。


ウインドシアー:風向きに直交方向の風ベクトル変化
マイクロバースト:強い低層ウインドシアーを発生させる現象で、強い下降流が地面にぶつかり発散するもの。過去鉄塔が倒されたり、航空機の離発着に重大なインシデントを多く引き起こしている。








by Koppe3T | 2017-07-21 15:36 | 映画・読書 | Comments(0)  

「青べか物語」

「樅木は残った」や映画「赤ひげ」の原作「赤ひげ診療譚」で有名な山本周五郎の「青べか物語」を読み終えた。
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大正末から昭和の初年にかけて、主人公が住んでいた今の浦安市(当時は浦安町)を舞台に町の人々から「蒸気河岸の先生」と呼ばれながらも、「青べか」なるぶっくれ舟を買わされてしまうところから始まる実に楽しくもあり、人の狡さ逞しさを書き下ろしているのだ。


昨年12月に、浦安漁師町を歩いていたし、先週の夕刊で「青べか物語」が舞台化され文学座で公演との記事に、しっかり活字で読んでおきたくなったのである。
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面白い!!。実に面白く、読者をグイグイと昭和初期の浦安の世界に引きずり込んでくれるのだ。


以下は、昨年末浦安を散歩した時の写真である。
作者滞在したと云う船宿「千本」は、今も船宿として江戸川の渡し場跡の袂に残っているんだよね。
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蒸気河岸から江戸川上流と対岸の東京都を望む。今も釣り船がもやがれているんだな。
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by Koppe3T | 2017-05-31 17:17 | 映画・読書 | Comments(2)  

人の世むなし(1467)応仁の乱

春のお彼岸の中日だ。世の中は3連休の様だが、シフト上勤務~~~008.gif。しかも、今日は夕方までの延長勤務だ。3連休で、帰国のお客様が実に多かったな。
それにしても、実に春らしい陽気のお彼岸中日であった。
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昨夜、呉座勇一氏の戦国時代を生んだ大乱「応仁の乱」を読み終えた。
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奈良・興福寺の別当2人(経学 及び 尋尊)の日記をもとに、6代将軍・義教暗殺から10代将軍・義稙追放までの60年間を、大和や興福寺の情勢を交えつつ詳述している。

文章が一文一文が短くて歯切れが良い。且つその出所を明示しているのだ。
中世の上層社会である寺院勢力、有力武家の思考・行動の原理が多少は理解でき、室町時代とは何だったのか見えてくる一冊である。
確かに、有能な指導者(将軍)が居ないと、「人の世むなし」と成らざるを得ないのだろうか? 有能なリーダーが何時の世でも組織でも必要であるな。


「BOOK」データベースより

室町幕府はなぜ自壊したのか―室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱(一四六七~七七)。細川勝元、山名宗全という時の実力者の対立に、将軍後継問題や管領家畠山・斯波両氏の家督争いが絡んで起きたとされる。戦国乱世の序曲とも評されるが、高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない。いかなる原因で勃発し、どう終結に至ったか。なぜあれほど長期化したのか―。日本史上屈指の大乱を読み解く意欲作。


by Koppe3T | 2017-03-20 17:42 | 映画・読書 | Comments(2)  

勝海舟(下)読了

朝から快晴で、昼過ぎには13℃近くまで気温も上がり、ここ数日にしては暖かい一日だった。
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帰宅後10月から再読していた子母澤寛の「勝海舟」を読み終えた。3巻目の下巻が江戸城開城から明治4年頃までの物語である。勝の日常を淡々と書き上げながら彰義隊立て籠る上野の山での戦い、更に江戸を離れ新たに賜った駿河国(静岡県)へ移住した幕臣の辛苦や幕府海軍を引き連れて函館で戦った榎本武揚などなど、幕臣の心中を細やかに書き下ろしているのが素晴らしい。
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読書中に眠くなり、ソファーに寝込んでいたら、何やら早急にトイレに行きたい夢で目覚めた。何んと、私の毛布の上に杏子が寝ていたのだな。3キロ程度の体重ながら、長く居られると重さを体感ずるものだ。そして、悪い夢を見せられたようだ。
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明治32年77歳で死去し、洗足池畔に埋葬された勝ではある。確かにお糸、お久・・・・計6人のお妾さんが居ておふさ夫人と同じ屋敷に同居だったと云う。



さて、次に読む活字はこれだ!!。40数年前に出会った一冊で、映画やドラマにもなっている三島由紀夫の「春の雪」である。
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「春の雪」は、三島の「豊饒の海」全4巻の第一巻のタイトルである。第一巻の日露戦争の時代から第四巻「天人五衰」の昭和40年代と4巻まで登場人物は時代を経て、輪廻転生的に繋がっているところが身震いするのである。20年ぶり5回目の再読といきましょう。
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by Koppe3T | 2016-12-08 17:03 | 映画・読書 | Comments(0)